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Dr.福田の学会・メディア活動報告

第57回日本形成外科学会総会 長崎 2014/04/09-11

一般演題:鼻中隔延長術と鼻の穴

» 目的

鼻中隔延長術が一般に知られるようになり、鼻の穴を目立たなくしたいから鼻中隔延長術を受けたいと希望する症例が増えてきた。

一方、鼻中隔縁長術の術後に鼻の穴がかえって目立つ症例を経験することがある。

そこで、鼻中隔延長術に伴って鼻の穴がどのように変化するのかを評価した結果と、同手術を行う際にわれわれがどのような点に留意しているかについて報告する。

» 方法

過去2年間に鼻中隔延長術を行った症例のうち、術後3ヶ月以上経過観察のできた症例を対象に、術前と術後の写真(正面・側面・basal view)を比較検討した。

今回の調査では、延長方向を下方に向けた症例を中心に、延長方向や延長量と鼻の穴の形の関係について調査した。

» 結果

鼻中隔延長術で下方延長した場合、側面像でのcolumella showは増加する。

これは多くの例で好ましい結果といえるが、中にはcolumella showが大きくなったのを修正希望する例があった。

また、正面像で鼻の穴が目立たなくなった例もあれば、目立つようになった例もあった。

» 考察

鼻中隔延長術は鼻尖部と鼻柱を移動させる手術である。その移動に伴い、鼻孔縁の内側が下方に引っ張られてくる。

しかし、鼻孔縁の外側は変化しない。術前の鼻孔縁外側が内側に向かって斜め上方に傾いている症例では、延長術の術後に鼻の穴が目立つ結果になりやすい。

そういった症例では、延長量を小さくする、或いは、鼻翼基部を挙上するといった対策が必要であると示唆された。

» 一般演題パネル紹介

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