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美容外科と形成外科の違い

JSAPSとJSAS

現在、日本には2つの美容外科学会があります。日本美容外科学会(JSAPS) は形成外科を研修したうえで美容外科をしているグループ。

もう一つの日本美容外科学会(JSAS) は形成外科以外の医師が行っている美容外科のグループ。

前者の日本美容外科学会(JSAPS)の認定医になるには形成外科の認定医でなければなりません。

形成外科の認定医は6年間の形成外科の研修と認定医試験と70症例の手術レポートの提出が必要です。美容外科の認定医は、それにくわえて、3年間の美容外科の研修を受け、20症例のレポートの提出が必要です。

2008年現在、美容外科認定医は全国に90名、うち3名がヴェリテクリニックの医師です。



形成外科の認定医

日本美容外科学会の認定医になるのに、どうして形成外科の認定医でなければならないのでしょう?そもそも形成外科とはどういった治療を行う医療なのでしょう?

形成外科は肌の表面にできた傷痕(きずあと)をできるだけきれいに目立たなくします。そのため、傷を丁寧に縫合する訓練を徹底的に行います。また、顔や身体の変形を修復して正常に近づけるのも形成外科の仕事です。

例えば、北野武さんのように事故で陥没した頬の骨を修復したり、サッカーの宮本選手のように骨折した鼻の骨を修復したり、癌で切り取られた乳房を作り直したりします。



整容面

私(Dr.福田)がMayo Clinicで研修していた時、美術の先生を講師に招いて形成外科のレジデントと一緒に粘土で顔を作ったり、デッサンを書いたりする訓練を受けたことがあります。形成外科には美的センスも要求されるという美容外科との共通点が有ります。

整容面、すなわち、見た目の改善を目的とした医療は形成外科と美容外科の他にはありません。形成外科の技術にはそのまま、美容外科の治療に応用できるものがたくさんあります。

そういった意味で、他の診療科目、内科や麻酔科や産婦人科と比べたら、形成外科のトレーニングは美容外科医にとって最も役に立つものです。



美容外科医のゴール

形成外科をマスターしても、それだけでは美容外科をマスターしたことになりません。形成外科のゴールは変形や欠損を修復して正常に近づけることです。

これに対して、美容外科は健康な身体をより若く、また、美しくするのが目的です。そこには美のセンスが要求されます。形成外科だけでは習得できない美容外科独特の手術や治療法が多数あります。

それらを、身につけてこそ、始めて真の美容外科医と言えます。



私たちの目指す美容外科

患者様の希望をかなえる

美容外科の患者様の希望はまさに、千差万別、目を大きくしたい方がいらっしゃるかと思えば、細くて切れ長の目になりたいと希望される方もいらっしゃいますように、様々な希望を聞かせて頂きます。

私たちはどの希望もかなえられるようになりたいと思っています。数え切れないほどの手術方法がこれまで報告されています。できるだけ沢山の手術方法をマスターすることはもちろん必要ですが、それだけでは十分といえません。

患者様の頭の中に描いている要望を聞き出す能力が、まず第一に必要です。次に、その要望を具体的な形にデザインする能力が要ります。そして、人体に手を加えて希望の形を作り出す手術の技術とそれを判断する目を養わなければなりません。

以上のことを肝に銘じて、毎日の診療に当たっています。

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