china
English 中文

匠の技バックナンバー7-二重の手術(重瞼術)| 美容外科 ヴェリテクリニック銀座院

HOME>> 匠の技-TOP>> 匠の技-二重の手術(重瞼術)

二重の手術(重瞼術)

上まぶたに二重を作る手術を重瞼術と呼びます。

この二重の手術(重瞼術)はヴェリテクリニックで最もたくさん行われる美容外科手術です。しかし、これはヴェリテクリニックに限ったことではありません。

おそらく、日本の美容外科クリニックで行われる手術の中で最も数が多いのは重瞼術とよばれる、二重の手術だと思います。

clear

▼ 二重の手術(重瞼術) 目次

clear

1.二重考察

clear

1-1 二重は皮膚の折りたたみ

二重というのは、目を開けた時にまぶたの皮膚が折りたたまれることをいいます。

目を閉じた時はまぶたの皮膚は引き延ばされていますから、二重になっている人はいません。

【自然な二重まぶた】

【全切開術後の二重】

【一重のまぶた】

見ていただいたように自然な二重まぶたも、切開術で作った二重まぶたも、一重まぶたも目を閉じた時にはラインができている人はいません。

clear

1-2 二重ができるメカニズム

目を開くためには、眼瞼挙筋という筋肉が収縮して上まぶたを上の方に引っ張り上げています。

このまぶたを持ち上げる筋肉はまぶたの裏側のピンク色の結膜に張り付いています。つまり、目を開く時には、まぶたの裏側の結膜が上に向かって動きます。

表側にある皮膚は動く結膜と筋肉にぶら下がっているだけです。

裏側にある眼瞼挙筋と表側の皮膚の間に連結があると、連結部分の皮膚が引っ張られます。それで、目を開いた時にはちょうどローマンシェードのカーテンのように皮膚が折りたたまれることになります。

【二重まぶたの動画】

clear

1-3 一重まぶたのメカニズム

二重まぶたのような連結が存在しないまぶたでは、皮膚は折りたたまれないで睫毛の上に垂れ下がります。

【一重まぶたの動画】

clear

1-4 二重の手術(重瞼術)の仕組み

二重を作るためにはまぶたの裏側とまぶたの表側にある皮膚の間を連結させる必要があります。

切開法では切開することによってできる瘢痕組織がまぶたの裏と皮膚を連結させます。

いっぽう、埋没法という手術は髪の毛のように細い糸をまぶたの裏側と表側の間に埋めて連結をつくる手術です。

皮膚の表面に近い所に糸を通します。糸を埋めた後は、目を開けてまぶたの裏側が上に向かって移動すると、埋没された糸も上の方にひっぱられます。

そして、糸が皮膚をひっぱります。

そうすると、糸の埋まっているところの皮膚がひっぱられてくい込み、折りたたまれます。

このようにして二重ができます。

【埋没法二重まぶたのメカニズム動画】

clear

1-5 埋没法の流れ

【埋没法 術前】

【埋没シュミレーション】

【埋没法 術後】

 

二重の手術(重瞼術) 目次へ clear

2.埋没法

clear

2-1 埋没法の重瞼(二重)が消えるわけ

埋没法に使う糸はナイロンでできていますので、溶けて無くなることはありません。永久に残ります。

髪の毛のように細いと言っても、糸が切れることはまずありません。それでは、どうして埋没法で作った二重が消えてしまうことがあるのでしょう。

まず一つは糸がほどけてしまうことです。

これは手術後2,3ヵ月以内といった早い時期に起こります。術後1年もしてから糸がほどけることはほとんどありません。

術後何年も経過してから二重が元に戻ってしまうのは糸からまぶたの肉が緩んでしまうのが原因です。

ちょっと分かりにくいかもしれませんので、たとえを使って説明します。糸で豆腐を持ち上げようとすると、糸は切れないで、豆腐が切れて、豆腐の中に糸がくい込んでいきます。

豆腐の中に糸がくい込むイメージ

豆腐の中に糸がくい込むイメージ

 

埋没法の術後のまぶたでは、目を開けるたびに埋没されたナイロンの糸が皮膚を引っ張ります。

豆腐の中に糸がくい込むイメージ

一日何百回もこれを繰り返すうちに、皮膚の組織が切れて、皮膚の浅いところに通してあった糸が奥の方に食い込んでいきます。

 

豆腐の中に糸がくい込むイメージ

そうすると、糸がひっぱられても皮膚がしっかりとくい込まなくなります。

 

豆腐の中に糸がくい込むイメージ

その結果、二重が浅くなり、最後には二重が消えてしまいます。

 

clear

2-2 埋没法の二重が消える確率

それでは、埋没法で作った二重がどれくらいの確率で消えてしまうのか?

1年以内に消えるのは、糸がほどけてしまうのが原因のことが多いと思いますが、10から20%のケースに起こっています。

1年以降に糸がほどけることはほとんどありませんが、今度はまぶたの組織が切れて糸が緩んでくるため、二重が浅くなったり消えたりします。

そういったことは5年も経過すると30%のケースにみられます。

clear

2-3 埋没法の二重が消えやすいまぶた

眼窩脂肪と呼ばれる脂肪が多くてまぶたの下の方まで降りてきているケースは、まぶたの裏側と表側を連結するように通した糸の間に脂肪が挟まれることになります。

【眼窩脂肪の多いケース】

そうすると、この脂肪がずれた時に糸に緩みができてしまいますので、二重がとれやすくなります。

ぶ厚い皮膚が硬くて畳まれにくいのは何となく分かって頂けると思います。

衣類でも薄い布でできたものは畳みやすいですが、ジーンズのように厚く硬い布は畳みにくいですから。

したがって、皮膚のぶ厚いケースは二重が消えやすくなります。

【皮膚がぶ厚いまぶたの例】

まぶたの皮膚は睫毛に近いほど、つまり下の方ほど薄く、上の方に行くほど厚くなります。

巾の広い二重をつくるためにはまぶたの上の方に重瞼線を作らなければなりません。

【幅の広い二重を作ろうとしている例】

先ほど言いましたように、まぶたの上の方の皮膚は下の方に比べて厚くなります。

また、上の方に糸を通すと脂肪の中に糸が通りやすくなります。そういうわけで、幅の広い二重は狭い二重よりも消えやすくなります。

clear

2-4 埋没法の二重を消えにくくする工夫

以上の説明から、幅の狭い二重は広い二重に比べてラインが消えにくいことは分かっていただけたと思います。だからといって、狭い二重を作ってもらってもうれしくないでしょう。

広い二重でもラインが消えにくくするのに何かよい方法はないかといいますと、埋没法に併せて上まぶたの脱脂術を行うことです。

脱脂術をすれば、下の方まで降りてきている眼窩脂肪を取り除くことができるため、二重が取れにくくなります。

二重の手術(重瞼術) 目次へ clear

3.切開法

clear

3-1 切開法の二重が消えにくいわけ

切開法では皮膚を切開して皮膚とまぶたを持ち上げる筋肉(実際には筋肉の先端にある腱膜と呼ばれる薄い膜)を縫い合わせて連結させます。

皮膚を切開すると傷痕ができます。

全切開術後1週間

全切開術後1週間、まだ糸がついています。

 

術後1ヶ月

術後1ヶ月、傷跡は赤い。

 

術後6ヶ月

術後6ヶ月、傷跡は目立たなくなりますが、消えることはありません。

 

そして、この傷痕は永久に無くなることはありません。同様に、皮膚と筋肉の間には傷痕と同じく瘢痕組織ができます。

そして、この瘢痕組織は無くなることがありません。そのため、切開法で作った二重は消えることがまずありません。

末広型の狭い二重

術前、末広型の狭い二重があります。

 

全切開で平行型のはっきりした二重

全切開で平行型のはっきりした二重を作りました。この二重が消えることはありません。

 

ただし、瘢痕組織も年月がたつに連れて軟らかくなって伸びることがあります。

そうすると、二重が浅くなったり、消えたりしますが、これは大変稀なことです。

clear

3-2 埋没法の二重と切開法の二重は違うのか?

ところで、切開法で作る二重まぶたと埋没法で作る二重まぶたにはどういった違いがあるのでしょう。

切開法でも皮膚を切り取らないで二重を作るなら、埋没法で作る二重と同じ仕上がりになります。

埋没法にしても、切開法にしても、まぶたの皮膚に折れ癖を付けて皮膚を畳むわけですから、出来上がりの二重に差はありません。

ただし、埋没法で作った広い二重は年月がたつと消えてしまう心配があります。

clear

3-3 切開法をしなければならない時

それではどんな時に切開法が必要となるのでしょう?

わたしが切開法をお薦めするのは二重を取れにくくしたい時と上まぶたの皮膚にたるみや余りがある時です。

clear

3-4 二重を取れにくくするためには切開法

切開法は埋没法に比べると重瞼線が消える心配がありません。

したがって、埋没法を2回か3回繰り返したけれども二重が取れてしまったという患者様には切開法がお薦めです。

幅広の二重を希望する患者様や上まぶたの皮膚が硬くてぶ厚いまぶたの患者様、脂肪が多いまぶたの患者様 ↓

こちらの写真のようなタイプの方は、埋没法で作った二重が消えやすいといえます。

そういった方でも、一度は埋没法で二重を作ってみることをわたしはお勧めします。

しかし、重瞼線が取れてしまうのを心配するのは嫌だとおっしゃる患者様にはもちろん最初から切開法をさせていただきます。

clear

3-5 皮膚が余っているときの重瞼術

上まぶたの皮膚が余っているため、単純に皮膚を折りたたむだけでは希望する二重の巾を作ることができないことがあります。

これは年をとったためにまぶたの皮膚がたるんできたという年配の患者様によく見られます。

しかし、若い人でも、生まれつき眉毛と目の距離に対してまぶたの皮膚が余っている患者様がいらっしゃいます。

そういったケースでは重瞼線を低いところ(睫毛に近いところ)に作ると重瞼線より上の皮膚がたるんで垂れ下がってくるため、奥二重になってしまいます。

【生まれつき皮膚が余っているまぶた】

【重瞼線を低いところに作ったため、奥二重になっています】

皮膚が余っているまぶた

皮膚が余っているまぶたに低いところで二重を作りますと、

 

睫毛の上

睫毛の上のたるみはすっきりします。

 

奥二重

目を開くと奥二重になります。

 

一方、二重が隠れないように重瞼線を高いところ(睫毛から遠いところ)につくると、重瞼線より下の皮膚がたるみとなって睫毛の上にかぶさってしまいます。

皮膚が余っているまぶたの高いところ

皮膚が余っているまぶたに高いところで二重を作りますと、

 

睫毛の上のたるみ

睫毛の上のたるみが残ります。

 

目元がすっきりしません

目を開くと二重になりますが目元がすっきりしません。

 

【皮膚が余ったままで広い二重を作った例】

これだと二重の巾は十分広くなりますが、一重まぶたの目元のように睫毛に皮膚がかぶさって目元がすっきりしません。

全切開法で皮膚のあまりを切り取ります

全切開法で皮膚のあまりを切り取ります。

 

睫毛の上のたるみがとれます

睫毛の上のたるみがとれます。

 

たるみのない二重

目を開くとたるみのない二重ができます。

 

そうすれば、希望する広さの二重を作ることができますし、睫毛の上のたるみも解消できます。

【皮膚が余ったままで広い二重を作った例】

【余った皮膚を切り取るシミュレーション】

【全切開法でたるみを解消】

次は 二重の手術(重瞼術)「脱脂術」 です。

一般的に行われている上まぶたの脱脂術というのは眼窩脂肪と呼ばれるまぶたの比較的奥にある脂肪を取り除く手術です。

4章 「脱脂術」 へ

二重の手術(重瞼術) 目次へ

匠の技 バックナンバー

clear
 

サイト内検索

INFORMATION Ⅱ

院長プロフィール 銀座院クリニック概要 ドクター紹介 診療・手術の流れ 料金一覧 お問い合わせ アクセス

銀座院 Google Map

 

Googleインドアビュー


写真をマウスでドラッグして、お好きな方向を自由にご覧ください。また、クリニック概要でもご覧いただけます。
クリニック概要 >>

↑ PAGE TOP