匠の技 「予定外重瞼線の治療」
第1章で説明してきたように予定外重瞼線というのは非常に困りものです。それでは予定外重瞼線が見つかった時にはどうすればよいでしょう。
▼手術直後
手術を終了した時に予定外重瞼線が見つかった時には、切開線でしっかりと折れ癖ができるように袋とじという処置をします。
これはどういうことかと言いますと、切開線の上の皮膚と下の皮膚を糸で縫い合わせて折りたたみます。
もちろん、縫い合わせると言っても永久にくっつけてしまうわけではありません。一時的に切開線が折れ癖になるように固定すると言うことです。
袋とじを術後3日間続けます。
手術を終了した時に予定外重瞼線が見つかった時には、切開線でしっかりと折れ癖ができるように袋とじという処置をします。
切開線の上の皮膚と下の皮膚を糸で縫い合わせて折りたたみます。
一時的に切開線が折れ癖になるように固定します。
▼手術から1週間以上経過した後
1週間以上経過した予定外重瞼線に袋とじを行っても、それだけでは治りません。
1週間以上経過した予定外重瞼線は、予定外重瞼線とまぶたを持ち上げる筋肉の癒着がしっかりできてしまっているからです。
1週間以上経過した予定外重瞼線は、予定外重瞼線とまぶたを持ち上げる筋肉の間にできた癒着を剥がさなければなりません。
しかし、剥がすだけでは、また予定外重瞼線が再発する危険があります。そこで、癒着を剥がした後で袋とじを行います。
この時は袋とじを1週間続けたほうが安全です。
切開法の術後1週間、右目に予定外重瞼線ができています。
袋とじを行いました。
術後1ヵ月、予定外重瞼線は消えています。
右目に予定外重瞼線。
目を閉じると切開した傷痕より上に折れ癖の線が確認できます。
予定外重瞼線の癒着を剥離しました。
修正術後3ヵ月。




















